勉強会の報告(3)です。
2.プラクティショナーの存在意義
Aさん:周りの人に聞いてみると、頭痛がしたら頭痛薬を飲んでとか、疲れたときに元気を出したかったら栄養ドリンク飲んでみたいな人が多いです。フラワーエッセンスを使って取り組む自分のような人は少ないですね(笑)
高原:「頭痛がしたら頭痛薬」というのが自動的になっているような人にフラワーエッセンスの効果を説明するときには、ちょっと注意が必要ですね。反応のことを理解してもらわないと、フラワーエッセンス効かねー、ってことになります。
大迫さん:フラワーエッセンスを飲んだ時の反応は、本当に人それぞれだと思います。ただ、フラワーエッセンスを飲んでいることと、「感じたり」「考えたり」することっていうのが、つながらないことが多いのではないかな。そのためにプラクティショナーの存在は大切かも。
たとえば、だるくなったり、つらくなったり。体が軽くなったり、気分が明るくなったり…、色々な変化があるけど、変化しつつ「変化した後の自分の姿」を確認できるとうれしいですよね。
頭痛でフラワーエッセンス飲んだら、頭痛の頻度が少なくなったとか、頭痛がおきるのはストレスがかかって自分が無理しているときだと、自分で理解できたとか。そうしたら、ストレスを減らしていけばいいわけで。
高原:本当にそうですね。セッションの開始時、とくにエッセンスの効果は感じていませんと言われている方の話をよく聞いてみると、実際には小さな反応と思われるようなこと、たとえばオリーブだったら、休息したくなるとか、今までただ習慣的にやっていたことがやりたくなくなるとか、そういう反応が起こっていることがけっこうあります。
それについて話し合ってはじめてそれがエッセンスの作用だったんだと気づく方がいます。そのことについて話し合って確認することで初めて、その人の中にそれまでとは違う道筋が見えてくる。これまで体に無理をしていたのかもとか、活力を回復するために自分には休息が必要だったんだとか・・・、そういうことがありますね。
そういうことはフラワーエッセンスを始めたばかりの人に多いかもしれん。さっきの「栄養ドリンク」の話みたいに、フラワーエッセンスの作用や効果にドリンク剤的なイメージをもっている人の場合には、最初にその点を理解することが鍵になると思います。
最初にそういうことが理解できると、フラワーエッセンスに対する信頼が自然に増していくように思います。逆にいうと、最初にその情報がないとフラワーエッセンスの良さがなかなかわからないかもしれません。
で、それまでとは違う道筋が見えてくることはその人にとっては、ちょっと大げさに言うと世界の見方が変わるようなことだと思うのですが、やっぱり自分と世界の関係が変わるときは誰だって不安になるのが普通だと思います。それがどんなに小さな変化でも、それがどんなにいい変化でも葛藤が起こって不安になる。そういう気持ちに寄り添って何が起こっているかを一緒に見ていく。そこにプラクティショナーの存在意義があるんじゃないかということですよね。
(つづく)
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