花々たちの不思議を思う。①ヤロウの物語。

スタッフの内出です。

先日、8月22日のAFETの「フラワーエッセンスレパートリー」の読書会では、

第三章の「フラワーエッセンスの組み合わせ方」~「組み合わせ可能なエッセンスの数」~「エッセンスの組み合わせの原則」~を読みつつ、体験談のシェアやエッセンスの組み合わせかたについての感じたことをシェアし合ったりしました。

回数が重ねられていき、毎月とても有意義であり楽しく深く理解していける時になっているように思います。

前半、Part-1の理論と実践の概要も第三章に入り熱を帯びてきています。

後半はPart-3の「フラワーエッセンスの性質とポートレート」から毎回ひとつのエッセンスを選んで、そのエッセンスの体験談や感じること諸々、自由に意見交換する場になっています。

今回は「ローズマリー」でした。ローズマリーを実際に使用したことの貴重な体験談などもありました。

参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。

 

花々からの語りかけ

それでね・・・(いきなり急に口調が変わりますw(*^^*))・・・

というのは、内出の、全く個人的な体験を書きます。

ローズマリーを通して思い出した花たちの事があって、個人的ではあるんだけど、花たちの、偶然とも思えない・・目に見えない花々からの語り掛けを感じることが、過去いくつかにあったので、それをシェアしたくなりました。

ここには私が体験した物語があります。

3回に分けてシェアしたいと思っています。

最初は「ヤロウの不思議」、

ふたつめは「ローズマリーの奇跡」、

みっつめは「シンテッポウユリがやって来た」。

花たちが誘ってくれた、花たちに耳を澄ますと聴こえてくる、時間を超えたように感じる物語です。

 

————–☆

ヤロウの不思議

①ヤロウの不思議

約20年以上前に、私は今住んでいるマンションに引っ越してきました。

部屋はマンションの1階で、1階を選んだ理由は、「庭」があったから。

マンションにしては広すぎる庭で、花を咲かせたくて石ころだらけの庭を掘り返し、そこに花の種を、ターシャ(気分だけ)のように蒔きました。

蒔いた種は「ナンチャラMix」的な・・いろんなハーブやワイルドフラワー?等、いろんな種がごちゃ混ぜになってるのをバラバラとランダムに蒔いていったのです。

その頃の私はフラワーエッセンスの事も知らず、そういうものがこの世に存在することも知らず、ただ何気なく手に入れた色んな花を咲かせる種たちを無造作に蒔いていったのでした。

当時の私は心がとても病んでいて、パニック障害から鬱病になり、外に出るには強い薬を何種類も飲み腰痛も酷く、時には寝込み何もできない日もあるという辛い日々を過ごしていたので、記憶も時々飛んでいるのだけど、そういう状態の中、何を思って種を蒔いたのか、今思えば、どこにそんなエネルギーがあったのか?分からないのだけど、とにかく蒔いた種たちは、翌年には沢山の花を咲かせてくれたのを覚えています。

消えていった花もあれば、残って毎年咲いてくれる花たちもあって、白い花が多いな・・(当時は花の名前も知らなかった)と思ってました。

とにかく長い期間、鬱だったので、見る夢が辛いのですよ・・・。毎晩毎晩、眠ると白い建物の中に私は居て、殺風景で、誰も居なくて、そこは迷路になっている。その迷路の中をぐるぐるぐるぐる出口を探して彷徨うのだけれど、出口は見つからない。

という夢を何度も何度もみていました。

ある日、

インターネットの、とある掲示板で「フラワーエッセンス」という言葉を見つけました。

この経緯も、話せばひとつの物語になるほどなのだけど、それを書き始めるとこのブログが本になるほどなので←(・・誇張してマス(笑))、ここでは割愛しますね。

で、

その「フラワーエッセンス」という文字に・・・なんていうんだろう・・

とにかくこの9個のカタカナに、「ビビビ」と私の中の何かが反応し、奥のほうから「これだ!」という理屈抜きの「何か」が出てきたのです。そして、ひたすらそれが何かを知りたくて「フラワーエッセンス」を検索し、入手したのが「ホワイトヤロウ」でした。

ヤロウをはじめて摂って、眠りについて見た夢を、今でもハッキリ覚えています。

私は、空を飛んでいて、気分は高揚しています。

美しい青い空と白い雲、どこの国だか分からないけれど、美しい緑や建物が見えて、気持ちは幸福感に満ちていて、色彩が鮮やかで・・・。

その夢は2日続きました。

1度だけなら、ただの夢、で終わったかもしれないけれど、2日も続けて、夢の中で至福に満ちて空を飛んだのだから、これは尋常じゃないと思いました。

(・・・それまでは白い苦しい迷路にいたのだもの。)

「この夢の扉はフラワーエッセンスに違いない。」

という確信と共に、「これはこの世にあるのにこの世のものではないのかもしれない・・」と訳も分からず思い、今度は、セッションを受けたい!と心から思って検索しまくりました。

Yahoo!やGoogleなどの検索エンジン、どのエンジンを使っても、トップに出てくるのはSeedsOfAngelica・・そう、高原さんのサイトです。

(今から思えば運命?に仕組まれていたとしか思えない。)そしてセッションは2010年まで受けることになります。

スターオブベツレヘムが手作りのフォーミュラに入っていた時は、ハートの奥から強い光がゴーゴー音を立てるように出ている感覚だったのも、忘れることが出来ません。

ヤロウを含めた様々な組み合わせのフラワーエッセンスは、いつも私の中で、美しい音楽のような和音やメロディーを響かせ、言葉では表現出来ない「何か」を伝えてくれたようでもあるし、その「何か」と、自分がひとつになるような感覚というか、守られているというか・・いつもその「何か」と共に居て、温かく包まれているというか・・そういう感覚が約2年以上続きました。

凝り固まって傷を覆っていた心が解けて、涙は出るわ・・・・今までと違った世界?(次元?)に移行してしまったような・・

私は、自分が気が狂ったのではないか?・・と本気で思い、1年半くらい混乱してたのだけど、いろんな人に支えられて、ゆっくりゆっくり新しい自分に戻っていきました。

失っていたエネルギー、生きる力も戻ってきました。

そういう日々の中の、ある夏の日、庭のバラバラと蒔いた種から咲いた花は・・それは「ホワイトヤロウ」だった事に気が付きます。

庭のあちこちに白いヤロウが咲いていた。

フラワーエッセンスを知る前に、ヤロウの「種」は私の掌にあり、私は、何も知らずヤロウの種を我が庭に蒔き、私の心の中と庭で芽吹き育ち花をつけ、根を張り、種を残していたのでした。

 

今でも、エッセンスを知らなかった頃の私がヤロウの種を蒔いた奇跡、はじめて摂ったエッセンスがヤロウであり、有り得ないくらい美しい夢を2日続けて見た奇跡、フラワーエッセンスという文字だけで、「なんだか分からないけど絶対これ!」と感じた奇跡、フラワーエッセンス療法の中で自分が変容していくという奇跡、これ以上のタイミングは無いだろう・・と思える時に、自分の人生に深く関わる人たちと出会う奇跡、エッセンスと共に感じた、あの有り得ない感覚を感じ続けた奇跡、すべてが奇跡の連続だったあの時・・・。

ヤロウは種として我が家の庭に来た時から、全部を知っていたのではないか・・と、今は感じています。

この体験があるからこそ、私はフラワーエッセンスと自然界への信頼が培われたのだと感じています。

そして、この時に決心したこと。

「いつか・・きっと、フラワーエッセンスを手渡す人になりたい。なる!」。

 

花は・・・不思議だ。

夢や予感が未来を連れてくるのは、何となく知っていた。

ヤロウの物語は、未来への私を知っていて、咲いてくれていたのではないかと私は感じる。

ヤロウに出会った奇跡と共に、ヤロウは私の心の中の庭で、そして我が家の庭でも、ずっと咲き続けている。

 

皆さんの周りにも、時空を超えての花のストーリーが、もしかしたらあるのではないでしょうか。

今は気づかなくても、植物たち、特に花々たちは、励ましのサインを送ってくれているのかもしれません。

もし、「こんな経験あるんだ・・」って方いらしたら・・・差し支えなければ教えていただけませんか?

花たちの不思議を、共有出来たら嬉しいです。🌸★

 

↑(2019年の六月、奈良の植物園で初めて見た「むらさき」)

 

☆ 3つの物語は植物観察的な事ではなく、私と花の個人的な不思議な出来事になります。

読んで下さってありがとうございます。☆

 

第39回フラワーエッセンスレパートリー読書会

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★次回、第39回、AFETの読書会は9月26日(日)の10時30分からです。

第三章、フラワーエッセンスの組み合わせ方をゆっくり読んでいます。

9月は、会長の高原がファシリテートします。花は「ミムルス」です。 

皆さまのご参加を心よりお待ちしています。★

お申し込みはこちらのリンクからお願いいたします。

https://afet.jp/form_benkyokai-2021

読んで下さりありがとうございました。

内出京子

 

 

 

 


コメント

“花々たちの不思議を思う。①ヤロウの物語。” への2件のフィードバック

  1. みつしまゆきこのアバター
    みつしまゆきこ

    心うたれました!ありがとうございます

    1. 内出京子のアバター
      内出京子

      みつしまさま。
      こちらこそ、読んでくださり
      ありがとうございます!

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